お盆や彼岸の墓参りで、墓石が少し傾いていることに気づく方は少なくありません。「少しくらいなら大丈夫だろう」と思いがちですが、傾きは放置すると進行します。どの程度から修正が必要で、どんな方法があるのかを説明します。

傾きの原因は大きく2種類

墓石が傾く原因は、土台(基礎)の沈下と、目地モルタルの劣化による石材のずれに分けられます。基礎の沈下は地盤の問題で、修正には基礎からやり直す必要があります。目地の劣化によるずれは、石材を一度解体して目地を打ち直すことで対応できます。どちらの原因かは、傾きの方向と速度、目地の状態を見れば判断できます。

自分でできる確認方法

スマートフォンの水準器アプリを使って、竿石(縦に立っている石)の側面に当てて確認できます。3mm以上の傾きが出ている場合は専門業者に相談することをお勧めします。また、目地部分にひびが入っていたり、石と石の間に隙間が見えている場合は、内部への水の侵入が始まっている可能性があります。

修正方法と費用の目安

目地の打ち直しのみで対応できる場合は、標準的な和型墓石(3段構成)で50,000〜80,000円程度です。基礎から作り直す場合は150,000円以上になることが多いです。費用は墓石の大きさ・段数・現地の状況によって変わるため、必ず現地調査の上で見積もりを出します。写真だけで金額をお伝えすることはしていません。

地震後は早めの確認を

愛知県は南海トラフ地震の想定エリアです。震度4以上の地震の後は、傾きが進行していないか確認することをお勧めします。特に、以前から少し傾いていた墓石は地震で一気に傾きが増すことがあります。地震後の点検は当社でも対応しています。点検のみであれば費用はかかりません。

墓石の傾きが気になる方は、まず現地調査のご依頼からどうぞ。調査は無料です。よくある質問もあわせてご覧ください。